石鹸のすゝめ

肌にも環境にも優しい商品をレビューしています。(石鹸以外も使っています)アトピー・敏感肌の主人や4人の子供達の肌を見守る、ズボラママ湯子のブログです。※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

石鹸シャンプーのメリット・デメリット【慣れるまで半年】

こんにちは、石鹸大好き湯子です。

今回は、石鹸シャンプーについてお話していきます。


f:id:yukoss:20201120113507j:image

石鹸シャンプーとは、固形石鹸、あるいは液体石鹸で洗髪することです。市販のシャンプーのほとんどは合成洗剤で出来ており、肌に合わないと感じる方もいるかと思います。しかし、石鹸シャンプーは今まで使っていたシャンプーとはかけ離れた使い心地で、初めて使う方は戸惑いが隠せないと思います(笑)

そこで、私が石鹸シャンプーに慣れるまでの事や、石鹸シャンプーのメリットとデメリットをご紹介します。

 

 

石鹸シャンプーの経緯
f:id:yukoss:20201120151315j:image

そもそも、合成洗剤から石鹸に変えた理由は、産院で固形石鹸を薦められたからです。それから固形石鹸にハマってしまったのですが、当時は身体と顔だけしか使いませんでした。石鹸で髪を洗った事がある方は分かると思いますが、かなり髪の毛がきしみます。

石鹸は弱アルカリ性で、髪の毛は弱酸性。石鹸で髪を洗うと髪のキューティクルが開いて傷みの原因にもつながります。 これが中々のきしみで、いくら石鹸が好きとはいえ、かなり抵抗がありました。それに加えて抜け毛もひどく感じました。

 

石鹸は洗髪に向かないんだと思い、市販の無添加シャンプーを使用していましたが、出産や育児に奮闘していると、私のズボラで面倒くさがりな性格に拍車がかかり、「もう家族みんな石鹸一つで全部洗おう!」となりました(笑)

主人は当時、コラージュ○ルフルのシャンプーで洗髪し、液体石鹸で身体と顔を洗っていましたが、次第にみんなと同じ石鹸を全身に使い始めました。

 

石鹸シャンプーのメリット

・頭皮がさっぱりとする

市販のシャンプーと比べると、頭皮がさっぱりというか、スッキリします。毛穴に何も詰まっていないような感覚で、頭皮の痒みもフケも気にならなくなりました。髪を洗う時はきしみますが、お風呂から上がるときしみは落ち着いて、ドライヤーで乾かすと、髪本来のハリやコシになります。

 

・頭皮に洗浄成分が残らない

石鹸はそもそも、合成洗剤(市販のシャンプー)よりすすぎ残しがありません。水に流せば界面活性作用を失い、頭皮に洗浄成分が残る事はありません。逆を言えば、合成洗剤は洗い残す可能性が高いので注意して下さい。

 

・お風呂場がスッキリする

固形石鹸で洗う場合、石鹸一つで全て洗えるので、シャンプー・リンス・ボディソープを置かなくなり、お風呂場が広々と使えますし、掃除も楽です。

 

・経済的かつエコ

こちらも固形石鹸限定ですが、コスパも良くて買い置きしたとしてもかさばりません。プラゴミも少なく済みます。

 

 

石鹸シャンプーのデメリット

・とにかくきしむ

先ほどもお話しましたが、石鹸でシャンプーすると髪がきしみます。きしむから抜け毛がより感じやすいというのはあると思いますが、これは合成洗剤でも同じくらい抜けてるのかなと思います。また、リンスしていないので静電気も起こりやすいです。

 

・泡立ちが悪い

弱酸性の髪に弱アルカリ性の石鹸を使うと、中々泡立ちません。また、汚れていると余計泡立ちが悪くなります。(二日目の頭皮は泡立ちにくいです)

また、石鹸は汚れの量が多ければ多いほど泡の量を調節しなければなりません。泡立ちは石鹸の命とも言えます。

 

・慣れるまで時間がかかる

私が石鹸シャンプーに抵抗が無くなるまで、約半年かかりました。最初はものすごくきしみ絡まる髪が嫌で、石鹸シャンプーを何度も止めた時期もありました。結局、面倒くささが勝り、今に至ります(笑)

 

デメリット解決策
f:id:yukoss:20201120210306j:image

ほとんどの石鹸シャンプーは、クエン酸リンスとセットでの使用をすすめています。

アルカリ性に傾いた髪を、もともとの弱酸性にするために行うのがクエン酸リンスです。しかし、クエン酸リンスの作り方を見てみると、原液を作り、それから薄めて髪に丁寧につけて…と、かなり面倒なんです。

なので泡で出るクエン酸リンスを購入したのですが、髪につけてもあまりきしみが改善されている気がせず、あってもなくても同じだなと感じました。

 

f:id:yukoss:20210325220320j:plain

石鹸シャンプーで洗った髪は、何もまとっていないそのままの髪です。そこにヘアオイルを染み込ませる事により、まとまりも出て指通りもサラサラで、髪の毛が傷むのを防ぐと私は思っています。クエン酸リンスよりも、私はお風呂上がりにヘアオイルを塗った方が効果的だと思います。

 

 

まとめ

石鹸シャンプーをすると、頭皮がさっぱりとした感じになり、シャンプーが頭皮に残留する事もなく、フケや痒み防止にもなります。洗う時だけきしみますが、乾かすと髪の毛本来のハリやコシになります。とはいえ、頭皮には良くても髪の毛には少々負担がかかってしまい、最初のうちはかなり抵抗があると思います。クエン酸リンスするのも良いですが、私はお風呂上がりにヘアオイルした方が効果的だと思います。

 

慣れるまでは時間がかかりましたが、石鹸でシャンプーして良かったと思っています。今では逆に市販のシャンプーには戻れません。


f:id:yukoss:20201120210827j:image

また、固形石鹸の中にも洗髪に向き不向きがあります。シャンプーに使うなら、低刺激のベビー石鹸か、枠練り石鹸がオススメです。

枠練り石鹸は石鹸成分が60~70%で、残りが保湿成分や美容成分になります。

どの石鹸を使っても、洗い流す時はきしみますが、枠練り石鹸はドライヤーで乾かすと指通りが滑らかです。ぜひ、参考になさって下さい。

 

yukoss.hatenablog.com