石鹸のすゝめ

肌にも環境にも優しい商品をレビューしています。(石鹸以外も使っています)アトピー・敏感肌の主人や4人の子供達の肌を見守る、ズボラママ湯子のブログです。※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

【無添加】新生児から使える固形石鹸5選

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こんにちは、石鹸大好き湯子です。

現在妊娠している方、赤ちゃんが生まれた方、おめでとうございます。

さて、生まれたての赤ちゃんをお風呂に入れる(沐浴する)のはちょっと大変ですよね。私も娘と息子(現在6歳、4歳、1歳、0歳)を入れてきましたが、初めて赤ちゃん専用のお風呂に入れた時は時間も掛かりましたし、怖いし、中腰疲れるし、切開部分が痛いし、悪露も出るしで大変でした。

ですが、生まれたての赤ちゃんは代謝が良く汗をたくさんかき、垢が出やすく、おっぱいやミルクの吐き戻しでお肌が汚れています。また、赤ちゃんのお肌は大人よりも薄くて乾燥しやすく、外部からの刺激で肌トラブルを招いてしまうかもしれません。お肌トラブルを防ぐには綺麗さっぱりと汚れを落とすことが大事です。

その汚れを落とすのに欠かせないのがボディソープ、あるいは石鹸ですね。私は石鹸のブログを書いているので、もちろんボディソープよりも固形石鹸を勧めるのですが、それには理由があります。

今回は、私の体験談を交えながら、なぜ石鹸が良いのか、ボディーソープとの違いやおすすめの石鹸をご紹介したいと思います。

 

産院で進められたのがボディソープではなく「固形石鹸」
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一人目を妊娠した時、私は「某お母さん&子ども(英語で売られています)」の泡で出るボディソープやローションを購入していました。レビュー件数が多く、しかも高評価。お値段はそれなりにしましたけど、子供のためだと思い購入。

しかし、産院で一人目の子を出産し、新生児の沐浴で使用していたのは牛乳石鹸青箱」でした。

「えぇ?!石鹸?!しかも固形!?今の時代使う人いるの?」と正直思いました。それほど衝撃的でした。

助産師さんの説明では「ボディソープではなく、石鹸が赤ちゃんのお肌をキチンと綺麗にしてくれる。」との事でした。私が通っていた産院の医院長は、1か月検診の時に赤ちゃんのお肌をちゃんと洗えているか厳しいチェックが入ります。結構きつく言われるお母さんもいるみたいで、怒られるのが嫌な私は我が子を一生懸命石鹸で洗いました。おかげで1か月検診は首の汚れだけ軽く指摘されてすみました。(首がすわっていない事が怖くてしっかり洗えませんでした)

一か月過ぎたら自分で用意したベビーソープ等を使って下さいと言われましたが、まだ牛乳石鹸が残っているし、逆にそのままみんな固形石鹸で洗った方が楽できると思い、石鹸を使い続けました。それから石鹸に興味を持ち、今ではボディソープに戻れないくらい石鹸を愛用しています。

 

ボディソープと石鹸の違いは?

一般的にボディーソープと呼ばれているものは、石油を原料とし、化学合成して作られています。最近では植物由来のものもありますが、自然界に存在しない成分に変わりはありません。洗剤としての機能は長く続き、洗い残しがあると皮膚の上に洗剤をのせているような状態になり、肌を保護するバリアを破壊し、肌荒れの原因にも繋がります。アトピー合成洗剤が生まれてから増えたとも言われています。

合成洗剤は環境面にも影響し、排水溝に流れた合成洗剤は微生物を破壊してしまい、自然に還るのに時間がかかります。

 

先ほども話しました「某お母さん&こども」のボディソープですが、結局我が子には石鹸を使用したので、そのボディソープは超敏感肌であり、アトピー肌の主人に使ってもらう事にしました。ボディソープを使用した主人に感想を聞いてみると、「とても痒くてこれ以上使用できない」との事。新生児に使えるなら敏感肌の主人にだって使えるだろうと思っていましたが、まさかお肌に合わなかったとは…。(残りのボディソープは普通肌の私が使用しました。使用した感じは普通でした。)

 

では逆に石鹸はというと、動植物の油脂を苛性ソーダと反応して作られています。苛性ソーダ劇物ですが、油脂と反応すれば劇物ではなくなります。(大昔、お肉を焼いた油と灰が混ざり合い、石鹸が出来たと言われています) 合成洗剤ほどの持続力は無く、皮膚表面の汚れだけを綺麗に落とし、後は水に流すと石鹸としての機能を失った石鹸カスは、微生物のエサとなり自然に還っていきます。

 

石鹸は新生児だけではなく、お母さんお父さん、誰にでも使えます。

ボディソープよりは手間かもしれませんが、しっかりと泡立て、優しく撫でるように洗ってあげてください。

 

液体石鹸もあります…が!

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石鹸には液体石鹸もあります。泡で出るタイプは泡立てる必要がないためとても便利ですが、液体石鹸は石鹸成分が約30%であとの70%水分なので、固形石鹸よりも洗浄力が弱く感じました。

 

個人的な見解ですが、固形石鹸は自分で泡の量や密度を調整できるため、洗浄力も調整出来ますが、液体石鹸は泡が一定なため、洗浄力も一定なのかなと思います。それがまた液体石鹸の良さでもありますが、皮脂の分泌が多い赤ちゃんだと皮脂汚れが残ってしまう可能性があるのではないでしょうか。

 

赤ちゃんによって皮脂の分泌量は違うと思いますが、我が子を見ていると、男の子は脂っぽく、女の子は男の子よりは脂っぽくないけど、やはり脂っぽいような気がします(笑)

 

長男も次男も、生後1ヶ月くらいから加齢臭やマック臭がしていました。赤ちゃんから加齢臭がする?!とびっくりしましたが、石鹸で洗った後はかなり臭いが抑えられますし、徐々に消えていくのでご安心下さい。

 

実は次女もマック臭がしていて、少しでも楽したいと思い、初めて液体石鹸を使用していたのですが、肌や頭皮の状態が悪化したため、やはり固形石鹸で洗うのが無難だなぁと思いました。

 

ちなみに、新生児から固形石鹸を毎日使ったとして、その石鹸が無くなるまで約3ヶ月かかります。石鹸1つで3ヶ月持つのはコスパ最強すぎます。

生後1ヶ月過ぎたらみんなでお風呂に入れますが、まだちょっとお風呂が不安な方は、石鹸が無くなるまでを目安としても良いかもしれませんね。

 

石鹸は「泡」が命f:id:yukoss:20200612180205j:image

石鹸は泡が命なので、しっかり泡立てから使用して下さい。

私が新生児の沐浴に使用していたのは、100均で売られている泡だて器です。

穴が無数に開いている方に石鹸をこすり付け、お湯を線まで入れて上下に泡立てるだけで綺麗でなめらかな泡になります。泡の量もちょうどよくて、しかもママさんの洗顔フォーム等にも使えるので一つ持っていても損はないと思います。


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それと、我が家ではこちらのボディスポンジでみんなの体を洗っています。とっても柔らかいスポンジで、泡立ちも良いです。(セリアで購入しました。)

 

洗った後の、保湿はしっかりと!

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私が通っている小児科の先生は「子供は肌荒れを繰り返して強くなっていく。そのつど治し、たっぷり保湿することが大事。」と言います。お肌が乾燥していると、そこから菌やアレルギーなどが入り込み、痒みや肌荒れの原因となります。

綺麗に洗浄したお肌には、たっぷりと保湿剤を塗ってお肌を保護してあげて下さい。これは新生児のみならず、皆さんにも言えることです。秋冬は特に乾燥するので、乾燥から身を守ってください。

 

おすすめ石鹸5選

【2020年11月 おすすめ石鹸を更新しました。】

冒頭でお伝えしましたが、赤ちゃんのお肌はデリケートで汚れやすい。洗浄力が強すぎると乾燥するし、洗浄力が弱いと汚れが残って皮膚が荒れる原因になります。洗浄力と保湿力、両方兼ね備えている石鹸が向いていると私は思います。これは敏感肌の方にも言える事です。子供に良ければ大人にだって良いので、ぜひ固形石鹸を試して頂けたらと思います。(お子さんに使う前に自身で使ってみるのも有りだと思います。)

 

ねば塾 やさしいせおと


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丸いフォルムのこの石鹸は、泡立ちも良く、他の市販の石鹸と比べるとつっぱり感が低いです。マイルドな使い心地ですが、汚れはしっかりと落としてくれます。植物性の石鹸です。

 

カウブランド キューピーベビーせっけん


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カウブランドの中でも一番好きな石鹸です。青箱や赤箱に含まれているミルク成分(乳脂)と、赤箱に含まれているスクワラン、さらに保湿効果の高いシアバターなども入っています。泡立ちも良く、洗い上がりさっぱりとして、お肌はしっとり。

シャボン玉 無添加ベビーソープ


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こちらの石鹸は植物の油とアボカドオイルを原料にした植物性の石鹸です。同じシャボン玉から発売されている『浴用』よりも肌のつっぱりが抑えられ、洗浄力と保湿力が丁度良く、赤ちゃんにぴったりな石鹸です。(個人的には、新生児にはこれが一番おすすめ)

ドクターブロナー マジックソープバー(ベビーマイルド)


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保湿効果のある油脂をブレンドし、泡もなめらかで使い心地がとても良いです。しかも使用している油脂はすべてオーガニック。体のみならず、洗顔やメイク落としにも使えるので、赤ちゃんにもママさんにも使える石鹸です。

松山油脂 釜焚き枠練り石鹸

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石鹸素地の中に、保湿の王様「シア脂」が溶け込まれていて、他の無添加石鹸と比べると泡がもっちりとした濃い泡立ちになります。しっとり感とさっぱり感のバランスとれた石鹸です。形が少しいびつなのは、「枠練り石鹸」といい、人の手によって裁断され、じっくり乾燥させて作られたので、このような形になります。しっかり乾燥・熟成された石鹸は、溶け崩れしにくい石鹸となります。

まとめ

産まれたての赤ちゃんのお肌はミルクや母乳で汚れやすく、皮脂の分泌も多いです。動植物の油脂から作られる固形石鹸を使うと、汚れは綺麗に落ち、さらに洗浄成分が残る事はなく、お肌に優しいです。

おすすめ石鹸を見れば分かると思いますが、ほとんどの石鹸が完全無添加の石鹸です。赤ちゃんのお肌には無添加の石鹸が一番だと私は考えます。中には無添加と書いていますが防腐剤や香料は使用している一部無添加の石鹸もあるので成分表示を確認して購入して下さい。

また、お肌に合わない場合は使用を中止して下さい。とはいえ、赤ちゃんはどれが原因で肌荒れしているのか分からないですよね。

 

肌が荒れた!→着させすぎ?→部屋の温度?→それとも母乳が原因?→沐浴で使った石鹸のせい?→洋服の素材が合わなかった?→アレルギーかな?→もう何がなんだか分からない(涙)と考え込んでしまうことがあると思います。

 

一番上の子(現在5歳)は石鹸を使用しても湿疹がひどく、石鹸がお肌に合っていないのかもと思い、ボディソープに変えましたが変化なし。答えは「卵アレルギー」でした。私が卵を食べなくなると、母乳を飲んでいた娘の肌がみるみる綺麗になりました。一概に石鹸のせいにはできません。それにいくら石鹸で洗って、毎回お風呂上りに保湿しても湿疹は起こります。その都度きちんと治し、保湿をしっかりとする事が大切です。乳児湿疹が出た場合は、酷くなる前に小児科を受診した方が良いと思います。

 

生まれたての我が子だけでなく、家族みんなで石鹸を使って健康な肌を目指しましょう!

 

 

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